三角比の解説メソッド

主に数学Ⅰの三角比を使う公式の解説や使い方を書くブログです!

【入試で出る可能性あり】三角比の式と値

こんにちは、そー麺です。

今回は三角比の式と値について

説明していきたいと思います!

 

 

 

この三角比の式と値関連の問題は

実際に入試に出た事があるので

理解するのとしないのでは

大きな差が出てきます!

 

 

 

これが分からないと

入試で解けない問題が

多くなる可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

1. 問題の求め方

三角比の式と値はsinΘ+cosΘ=〇

のような三角比が複数用いられる

計算問題となっています。

 

 

 

これまで用いたsin²Θ+cos²Θ=1などの

公式が使われる問題でもあります。

まずは例題を見てみましょう。

 

 

 

(例題)

0°<Θ<90°において

sinΘ+cosΘ=7/5のとき、次の式の値を求める事

(1)sinΘcosΘ  (2)tanΘ+1/tanΘ

 

 

 

まず(1)の求め方を説明していきます。

sinΘcosΘは何も書かれてないから

どう解けば良いか分からないと思います。

しかし因数分解の定理を使えば解けます!

 

 

 

以下の写真をご覧ください。

 

 

 

sinΘcosΘが多く出ていますが

因数分解と同じ原理で解いています。

まず、sinΘ+cosΘを累乗して

解のsinΘcosΘとなる2sinΘcosΘを作ります。

 

 

 

sin²Θ+cos²Θ=1の公式を使って

1+2sinΘcosΘの形にします。

sinΘ+cosΘ=7/5を累乗して、

さらに1を右辺に持ってきます。

 

 

 

後はsinΘcosΘ=〇〇の形にして

計算すれば答えがだせます!

 

 

 

次に(2)の求め方を説明していきます。

問題文ではtanΘは出てないから

どうやって解くのか分からない人も

いると思います。

 

 

 

しかしある公式を使えば

簡単に解ける問題となっています!

以下の写真をご覧ください。

 

 

 

こちらはtanΘ=sinΘ/cosΘの公式のみ

用いて解いています。

 

 

 

1/tanΘは逆数なので

cosΘ/sinΘの形に直して計算します。

その2つを通分して計算すれば

答えが出てきます!

 

 

 

2. 問題

90°<Θ<180°において

sinΘ+cosΘ=1/2の時、次の式の値を求める事

(1)sinΘcosΘ (2)sinΘ-cosΘ

 

 

 

(答え)

(1)-3/8  (2)√7/2

 

 

 

(2)に関してはsinΘ-cosΘを累乗して

sin²Θ+cos²Θ=1の公式と

(1)で解を出したsinΘcosΘを使えば

計算すれば解ける問題となっています

 

 

 

お疲れ様です!

今回の授業はこれで終わりです。

 

 

 

どれも公式を覚えていれば

解ける問題ばかりなので

絶対に頭に入れるようにしましょう!

 

 

 

ご覧頂きありがとうございました!