三角比の解説メソッド

主に数学Ⅰの三角比を使う公式の解説や使い方を書くブログです!

【これまでの理解力が問われる】三角比を用いた計算問題

こんにちは、そー麺です。

今回は三角比を用いた計算問題

について教えます!

 

 

 

タイトルにもある通り、今日は

これまでの三角比の知識が問われるような

問題となっています!

※一部公式を使う場面がある

 

 

 

これが分かることによって

三角比の性質の知識が深まる上に

計算問題も解けるようになるので

解いてみましょう!

 

 

 

しかしこれが分からないと

計算問題を解くのが難しくなる上

三角比の知識が分からない可能性が

あるので一度解くべきです!

 

 

 

 

 

 

 

1. 計算問題の解き方

そもそも三角比の計算問題は

一体どんな感じなのか分からない人も

いると思います。

 

 

 

例題を出すとこんな感じです。

(例題)

sin100°sin80°-cos80°cos100°

の値を求めること。

 

 

 

このように三角比の計算問題は

sinΘやcosΘの角度が出てきます。

sin45°やcos30°ならば三角比の値で

すぐ答えがだせます。

 

 

 

しかしsin135°やcos60°が一切でない

問題が出てくる場合があります。

sin100°や80°なんて学んでないから解けない!

と思う方もいるでしょう。

 

 

 

しかし安心してください。

ちゃんと解き方が存在します!

(公式をつかいます)

 

 

 

解くのに必要な公式はこちらです。

  • sin(90°-Θ)=cosΘ
  • cos(90°-Θ)=sinΘ
  • tan(90°-Θ)=1/tanΘ
  • sin^2Θ+cos^2Θ=1

 

 

 

  • sin(180°-Θ)=sinΘ
  • cos(180°-Θ)=-cosΘ
  • tan(180°-Θ)=-tanΘ

これら一部を使って

説明していきたいと思います。

 

 

 

まずsin100°を別のものに変換しましょう。

sin(180°-Θ)=sinΘの公式を用いて、

sin100°=sin(180°-80°)=sin80°

の形にします。

 

 

 

次にcos100°を別のものに変換しましょう。

cos(180°-Θ)=-cosΘの公式を用いて、

cos100°=(180°-80°)=-cos80°

の形にします。

 

 

 

するとsin80°sin80°-cos80°・-cos80°

の形になり、sin^2 80°+cos^2 80°

となりsin^2Θ+cos^2Θ=1の公式に則り

答えは1ということになります!

 

 

 

一見解けないと思っていた問題ですが

公式を上手く使えば簡単に解けます!

次に今回の問題を解いてみましょう。

 

 

 

2. 今回の問題

次の値を求めること。

sin140°sin50°+cos140°cos50°

 

 

 

(答え)

それぞれの公式に基づき、

sin140°=sin40°、sin50°=cos40°、

cos140°=-cos40°、cos50°=sin40°

これらの値をさっきの問題にあてはめると

 

 

 

sin40°cos40°-cos40°sin40°の形になり

答えは0となる。

 

 

 

お疲れ様です!

今回の授業はこれで終わりです。

公式さえ覚えれば解ける問題ばかりなので

最低限公式は頭に入れるようにしましょう!

 

 

 

ご覧頂きありがとうございました!