三角比の解説メソッド

主に数学Ⅰの三角比を使う公式の解説や使い方を書くブログです!

【分からない方必見!】一次関数を用いた三角比の角の求め方

こんにちは、そー麺です。今回は

一次関数を用いた角度の求め方

について教えます!

 

 

 

今回からはただ角度の値を求めるのではなく、

三角比を用いた様々な問題を解いていきます。

(今日は一次関数について)

 

 

 

組み合わせ問題を解く事によって

三角比の知識を改めて理解できる上

他の一次関数以外の問題も

対応できる力が身につきます!

 

 

 

しかしそれに対応できる力が備わってないと

応用問題が解けないだけでなく

他の問題でつまずいてしまう

可能性があります。

(三角比の計算問題や不等式など)

 

 

 

今回の問題も解けるようにしましょう!

※基礎知識がイマイチな方は

こちらのブログをご覧ください。

soooomen.hatenablog.com

soooomen.hatenablog.com

 

 

 

1. 一次関数の三角比の求め方

まず大前提として一次関数の性質を

理解しておきましょう。

一次関数はy=ax+bのように、

xの値が増えるとそれに比例してyも増えます。

 

 

 

図はy=xの形になってますが、

例えばy=2x+1の場合はY座標が1、

傾き(2x)はX座標が1進むとY座標は

2ずつあがります。

 

 

 

※太字は今回の問題を解く上で重要です

次に例題を用いて説明します。

 

 

 

2. 例題

まずは自力で解いてみましょう。

答えに求め方を書いておきます。

 

 

 

(例題)

次の直線がx軸の正の向きとなす

角Θの大きさを求めること。

y=1/√3x

 

 

 

(解説)

先に答えを言うとΘ=30°になります。

まず、y=1/√3xのグラフを書くと

下の図にようになります。

 

 

 

一次関数の傾きは

X座標が1進むとY座標はその傾きの数進みます

(3xならば3進み、1/2xなら1/2進む)

 

 

 

そこでtanの求め方を使います。

tanは底辺/高さで求める事ができたので

一次関数の傾きと同じになってます。

(X座標が1進む=底辺)

(Y座標は傾きの数進む=高さ)

 

 

 

この図は例題と関係ないですが

一次関数の傾きとtanの求め方が

同じことを表しています。

 

 

 

よってy=1/√3xは

tanΘ=1/√3と表すことができるので

Θ=30°となります。

 

 

 

※切片は角度を求めるのには

必要ないので考えなくて大丈夫

 

 

 

3.問題

求め方が分かれば

問題を解いてみましょう。

 

 

 

(問題)

次の直線がx軸の正の向きとなす

角Θの大きさを求めること。

(1)y=-1/√3x

(2)y=-x+3

 

 

 

(答え)

(1)Θ=150°  (2)Θ=135°

 

 

 

お疲れ様です。

今回の授業はこれで終わりです!

 

 

 

冒頭にも言ったように、今回からは

三角比を用いた不等式や方程式などの

組み合わせの問題が出てきます。



 

 

ですので組み合わせ問題に

対応できるよう自分も分かる範囲で

解説の記事を書きますので、

これからも頑張っていきましょう!

 

 

 

次の記事は前回の復習も兼ねて

等式を満たす角度と値の求め方

について書きます!

 

 

 

ご覧頂きありがとうございました!